お知らせ

平成19年9月1日改定・施行の新ルールについて

平成19年9月1日より,接着剤に関するルールが改定されました。
広島市卓球協会主催の大会においてもこのルールを適用しています。
会員のみなさんには,ルールを確認して,違反がないように気をつけていただきたいと思っています。

(審判委員会委員長)

平成19年9月1日改定・施行の新ルール

2.2.4  ラバーの接着行為等
2.2.4.1 ラバーをラケット本体に貼る場合に使用する接着剤は,揮発性有機溶剤を含んでいないものとしてJTTAが公認した接着剤のみとする。
2.2.4.2 揮発性の有機溶剤を含むラバークリーナー等を使用してはならない。
2.2.4.3 主要な大会では,審判長が定めた方法により,本会(日本卓球協会)公認の”Enez”を用いたラケット検査が行われ,試合後のテストで競技者のラケットに基準を超える揮発性有機溶剤が含まれるとして”Enez”で赤ランプの表示が示された場合には,その競技会に対してその試合のみの負けが宣告され,加盟団体に報告される。但し,同じ大会のラケット検査で同一競技者について2回目の赤ランプ表示があった場合には,その競技者はその大会のそれ以降の試合に出場できない失格処分とする。
2.2.4.4 大会では,競技者が公認接着剤を使用してラケットにラバーを貼る場所が提供されなくてはならない。
☆ 2.2.4.1の接着剤とは,液体,固形,シートなど全ての接着剤をいう。

新ルール運用ガイドライン

1) ボランティアテスト
ラケットテストが行われる大会では,選手は試合前にボランティアテストを受けることができる。
2) 大会での検査対象者
審判長は,予め大会規模およびEnezの台数に応じて,どの試合で,どんな方法(試合前か試合後か)でテストするかを決定する。
3) ラケット検査にあたって
検査場所は,検査に影響を与えるガスの発生源のない場所を選び,Enezの取扱説明書に従い検査を実施すること。
4) 検査を拒否した選手
ラケット検査を拒否する選手は,Enezで赤ランプが点灯したと同様の扱いとする。
5) その他の検査
ラバーおよびラケット本体に関するルールは変更されていないので,厚さ,平坦性などについては従来にも増してチェックを行う。
(*ラバーの厚さが4mmを超えるラケットは試合では使用できないので注意してください。)